はい、私コーエーの三国志シリーズは全作やってまいりました。ただ三国志のゲームといえば一番初めはナムコの三国志でしょうか。これは番外編になりますが結構やりごたえあります。単純、シンプルなのですが、ゲームバランスがよく、面白いです。これはこれでおすすめです。ちなみにナムコの三国志は三国志2もあります。
その後やったのが光栄の三國志1。武将の登場数含めてボリュームがすごいなーと。びっくりしましたね。あとは武将の顔のグラフィックの完成度。リアリティをとても感じました。戦闘も火計をうまく使って有利に運ぶなどのところは今に通じるものがあります。もうほとんどシリーズ1で今のシミュレーションゲームの型的な要素は出来上がっていたのに凄さを感じます。
さてそんな始まりから順番にやってきたコーエー三國志シリーズを個人的評価でランキング付け。基本的にはファミコン(FC)・スーパーファミコン(SFC)のverでパワーアップキット込みでの評価と捉えていただければ幸いです。
目次
第14位:三國志Ⅶ(7) ★★★☆☆
2000年に発売。
全ての武将でのプレイが可能。2回くらい全土統一やったのに記憶が曖昧。
記憶に残るような特徴がなかったのでしょうか。もう一度やってみようか。
第13位:三國志Ⅵ(6) ★★★☆☆
1998年に発売。
武将の年齢に比例する能力値、主義や派閥など。
ショートシナリオ、戦術シミュレーションモードは良かったんだけど、ナンバリングタイトルの中で埋もれている印象。
第12位:三國志12 ★★★☆☆
2012年に発売。
君主制のオーソドックスなタイプ。無料のオンライン対戦モード追加。
軍師制覇モードはバリエーションも豊富で楽しめました。
ただし今までの三国志より少しシンプルすぎるゲーム内容という印象もあります。
※当方攻略サイトは下記より。
三國志12攻略はこちら
第11位:三國志11 ★★★☆☆
2006年に発売。
君主制のオーソドックスなタイプ。3D一枚マップ、施設をマップ上に配置する箱庭内政が始まったのが特徴。
箱庭内政は凝るとこれだけで楽しいのですが、その分戦闘の方はもう一つかも。
決戦制覇モードは史実好きには良い。
第10位:三國志Ⅳ(4) ★★★☆☆
1994年に発売。
投石器・連弩などの兵器、捕虜武将が登場。また都市単位から君主単位のターン制へ変更。
パワーアップキット版(PK版)の導入も今作からで、このどのタイミングで買ったらいいか迷い、結局withパワーアップキット版(PK版)を買ってしまうようになってしまいました。
戦闘は野戦と攻城戦とはっきり分かれている分、戦闘が長引くことが多いのは個人的にはテンポが悪くマイナス。ただ実際のリアルさは攻城戦フェーズで感じるので捨てがたい感じでもある。
第9位:三國志Ⅱ(2) ★★★★☆
1989年に発売。
計略、新君主などの要素を追加。私がやり込んだのはスーファミ版(SFC)のsuper三国志2で、とても耳に残るクリアな効果音が多かったのも懐かしいです。
今にもつながる戦利品が出てきたことや、マスクデータの充実、歴史イベントの登場など大体の要素が本作の2までで登場していると感じます。
ただシステム上は登用しまくると、相手の兵士数ごと引き抜けるため、圧倒的に優位に立てて、ゲームバランス壊れやすいです。
第8位:三国志Ⅷ(8) ★★★★☆
2001年に発売。
「三國志Ⅶ」(7)の発展型。結婚や子育て、そしてシナリオ数50以上と圧倒的なシナリオ数が特徴。
そのためとにかくマニアックな遊び方ができたナンバリングの印象。
全てのシナリオはプレイしきれない。
第7位:三國志X(10) ★★★★☆
2004年に発売。
前年も発売リリースされているためピッチが短い。
全武将プレイで君主以外でも誰でもプレイできる。戦役の追加。
とにかく歴史イベントが豊富になった印象でした。プレイもしやすくゲームバランスも整っている印象。
その分新規要素は少ないナンバリングかもしれません。
第6位:三國志Ⅸ(9) ★★★★☆
2003年に発売。
再び君主制。3D一枚マップによる半リアルタイム制で戦略画面と戦闘画面を一体化、城以外の拠点の登場。戦争を楽しみたい人には非常に良い仕上がりになっている。
内政面などのアクション設定などは簡略化されているのでコツコツ系の方には少し残念な内容かも。一般的には評価高いのですが私はこの順位。
第5位:三國志Ⅰ(1) ★★★★★
1985年に発売。
光栄からファミコン(FC)で、黒の縦にでかいソフトが出たという当時の印象。業務用のソフトのように最初感じましたが、音楽は非常に良くて今聴いても素晴らしい。
また武将グラフィックも今見ても相当レベル高く素晴らしい。武将の顔ぶれもほぼ揃ってるんですよね。これが1作目は、シブサワ・コウさんは凄過ぎます。
戦争で火計をうまく使って戦力差を2倍でもひっくり返せるのはこれで学びました。また守り手側の際には、攻め手側が城を抑えきる頭数が足りないとみたらひたすら逃げて凌ぐということも良い思い出。
※当方攻略サイトは下記より。
三國志1攻略はこちら
第4位:三國志13 ★★★★★
2016年に発売。
三国志12の至らなかった部分を改善して、精度高いものに仕上がったナンバリング。戦闘のスムーズさと拡張度合いがちょうどいい。
スマホ版なども意識したシンプルな作りにはなっているものの、据置き型ゲームとして腰を落ち着けてプレイして十二分に楽しめるゲーム内容となっていました。
戦闘もテンポ良く進みクセがなく、そのため評価高めです。
第3位:三國志Ⅴ(5) ★★★★★
1995年に発売。
前年に続きリリース。本作はこの当時のシミュレーションゲームクオリティとしてはバランスが非常によかった記憶です。
戦争時のバランスが当時では絶妙に感じました。野戦と城攻めの違いも4の反省を活かした作りになっていてよかったです。
陣形をいくつか選んでそれを先頭で活用していくのも面白かった記憶が。
第2位:三國志14 ★★★★★
2020年に発売。
久々リリースの作品ですが本当にハマった。1位にしようか相当迷いました。
色塗り占有していくところが、おそらくシミュレーションゲームが好きな層にはハマるのではないでしょうか。戦争時のある種デフォルメされたところと、戦法、また櫓・投石など含めての攻撃などの多様性と、絆的連携効果がうまく合わさって面白くなりましたよね。
鬼のように強力な軍勢だと兵を次々送って進軍してくるところはもうちょっとバランスが必要かもと思いますが、ゲーム全体としてのバランスは取れているように思えますし近年のナンバリングシリーズでは誰もが認める名作だと思います。
第1位:三国志Ⅲ(3) ★★★★★
1992年に発売。
全体の色使いやパッケージも非常に印象残るくらいやりこみました。
ちょうど良い成長感。グラフィックの出来といいゲームバランスといい当時名作だこれは!と感じてたのを思い出します。
武将のパラメータが適切だなと感じたのと、とにかく画面が全体的に見やすいんですよね。色合いなのかデザイン性にも優れていると個人的に感じてました。
内政コマンドの多様化や、身分の登場で、より武将一人ひとりに役割を持たせて進められるようになり、
より実際に近い本格的なシミュレーションゲームとなった印象です。