ゲームボーイ(GB)の歴代ソフト販売(売上)本数の上位20本を見てみましょう。携帯ゲームって本当に歴史がありますよね。今でこそスマホやSwitchですが、脈々と進化を遂げてきています。特にゲームボーイは白黒でしたが、その白黒での表現が逆に幅と想像を広げたといってよいかもしれません。
ちなみにゲームボーイのソフト総タイトル数は公式認定のもので全1,246タイトル(wikipediaより引用,ゲームボーイ、スーパーゲームボーイ、ゲームボーイカラー対応が対象)となります。その中の販売上位20傑です。ゲームボーイソフトとしてここで紹介しているものは売上も相当上がっているでしょうし、利益も出ているでしょうね。
目次
ゲームボーイ(GB)歴代ソフト販売(売上)本数実績(累計)
順位 | ソフト名 | メーカー名 | 販売本数 | ジャンル | 発売日 |
1位 | ポケットモンスター 赤・緑・青 | 任天堂 | 7,780,000 | RPG | 1996/02/27 |
2位 | ポケットモンスター 金・銀 | 任天堂 | 6,080,000 | RPG | 1999/11/21 |
3位 | テトリス | 任天堂 | 4,230,000 | パズル | 1989/06/14 |
4位 | スーパーマリオランド | 任天堂 | 4,150,000 | アクション | 1989/04/21 |
5位 | スーパーマリオランド2 6つの金貨 | 任天堂 | 2,630,000 | アクション | 1992/10/21 |
6位 | ポケットモンスター ピカチュウ | 任天堂 | 2,290,000 | RPG | 1998/09/12 |
7位 | 遊戯王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 | コナミ | 2,210,000 | カード | 2000/12/07 |
8位 | ドクターマリオ | 任天堂 | 2,080,000 | パズル | 1990/07/27 |
9位 | ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド | エニックス | 1,910,000 | RPG | 1998/09/25 |
10位 | ポケットモンスター クリスタル | 任天堂 | 1,870,000 | RPG | 2000/12/14 |
11位 | 星のカービィ | 任天堂 | 1,680,000 | アクション | 1992/04/27 |
12位 | スーパーマリオランド3 ワリオランド | 任天堂 | 1,560,000 | アクション | 1994/01/21 |
13位 | 遊戯王デュエルモンスターズ/td> | コナミ | 1,520,000 | カード | 1998/12/17 |
14位 | 星のカービィ2 | 任天堂 | 1,430,000 | アクション | 1995/03/21 |
15位 | 役満 | 任天堂 | 1,280,000 | テーブル | 1989/04/21 |
16位 | ドラゴンクエストモンスターズ2 マルタのふしぎな鍵・ルカの旅立ち | エニックス | 1,250,000 | RPG | 2001/03/09 |
17位 | カービィのピンボール | 任天堂 | 1,110,000 | アクション | 1993/11/27 |
18位 | 魔界塔士Sa・Ga | スクウェア | 1,090,000 | RPG | 1989/12/15 |
19位 | スーパードンキーコングGB | 任天堂 | 1,070,000 | アクション | 1995/07/27 |
20位 | 遊戯王デュエルモンスターズII ~闇界決闘記~ | コナミ | 980,000 | カード | 1999/07/08 |
メーカー別で見ると・・・
14件:任天堂
03件:コナミ
02件:エニックス
01件:スクウェア
と相変わらずファミコン時代同様、ゲームボーイの勢いも任天堂の強さが際立ちますね。上位20位で見ると全体の70%とは。ゲームボーイはほぼ任天堂のためのハードと言ってもいい状態。
特徴的なのは、ポケモン、遊戯王と子供受けするソフトがより一層上位に食い込んでいることから、ゲームボーイは大人というよりは子供にとても広く普及したハードだったということが言えそうです。子供が1人1台ずつ持っていましたもんね。
600万本超えてるポケモンの2ソフトは驚愕レベルです。というかブランド確立したゲームでないと上位に上がってこれないくらいそういったソフトが売れます。そんな中ではスクウェアの魔界塔士Sagaの存在が際立ちますね。ここをきっかけにロマサガシリーズにある種繋がっていくわけですから感慨深い。
今後もこの手のモバイル端末としての持ち運びハードは利用者に若年層が多いので、デュエルモンスターズも入っていますが自前IPを中心としたゲームだけでない複合的な展開が増えましたよね。
年代別で見ると・・・
年代でいくと89年がゲームボーイの発売リリースのタイミングということもありヒット作が出ていますが、それ以外も各年にヒット作があり、特に99年にもヒット作が出ていることからゲームボーイがしっかりとヒット作を出しながら10年以上にわたり、売れていたことの証明でもあります。これってすごいことですね。
ゲームボーイは超ロングセラーだと思います。10年という息の長いヒットを飛ばしたというのはすごいハードだと言わざるを得ません。次の携帯ゲーム機であるニンテンドーDSへ見事なバトンタッチをしたと言えるのではないでしょうか。今でもハードは大体7年前後で飽きられると同時に次の次世代ハードに移っていく中ゲームボーイは10年以上にわたり使われてきちんとニンテンドーDSへバトンを渡し、そしてまたDSもヒットするのですから。
ジャンル別で見ると・・・
RPG、アクションなどありますがそこでの傾向値はないように思えます。それよりキャラクターゲーム、子供達の中でブランドを確立したものが多くなっていますね。意外にシミュレーションなどの類は大人用ゲームが受けないゲームボーイでは上位に入らなかったんですね。
ここでも子供受けがゲームボーイソフト販売には重要だったということがわかります。ポケモン、デュエル、マリオ、カービィですからね。何よりポケモンというのが一つのジャンルになりそうなくらい、上位20位で4本もランクインしています。
タイトルブランド別で見ると・・・
ポケモン関連が1,500万本以上ですね。驚異の本数です。当時のこともは2人に1人が持ってたんじゃないかというくらいの数字。そしてファミコンに続きゲームボーイでもマリオシリーズは1,000万本以上販売していますね。マリオとつければ売れるのでしょうが、その期待に応えるコンテンツの仕上がりに毎回なっているのですごいとしか言いようがありません。