ファミコン(FC)のエニックス(ENIX)の販売ソフトのナンバリングリストを見てみましょう。意外にエニックスのファミコンソフトは全7本のようです。ドラクエでイメージが強すぎてファミコン時代から大きなメーカーのイメージありますがたった7本しか出していないんですね。でもドアドア、ポートピア、ドラクエ、濃すぎます。
目次
ファミコン_エニックス販売ソフト全リスト
NO | ソフト名 | メーカー名 | 発売日 | ジャンル | 価格 |
---|---|---|---|---|---|
1 | ドアドア | エニックス | 1985/07/18 | アクション | 4,900 |
2 | ポートピア連続殺人事件 | エニックス | 1985/11/29 | シミュレーション | 5,500 |
3 | ドラゴンクエスト | エニックス | 1986/05/27 | RPG | 5,500 |
4 | ドラゴンクエストII 悪霊の神々 | エニックス | 1987/01/26 | RPG | 5,500 |
5 | ドラゴンクエストIII そして伝説へ・・・ | エニックス | 1988/02/10 | RPG | 5,900 |
6 | ドラゴンクエストIV 導かれし者たち | エニックス | 1990/02/11 | RPG | 8,500 |
7 | ジャストブリード | エニックス | 1992/12/15 | シミュレーション | 9,700 |
エニックスのタイトルを見て・・・
本当に濃い7本。中でももう奇跡のメンバーが勢揃いして、作ったのがドラクエですよね。世界を変えたと言っても過言ではありません。堀井さん、鳥山さん、杉山さん、そしてそれを束ね、ゲームに落とし込んだプロデューサー、プログラマーの皆様。この話だけで本何冊もかける勢いですよね。というかすでに書かれていますね。
でも1作目/2作目もドラクエではないですが、ドアドア、ポートピアといずれも名作。ある程度きちんと仕上げた質の高いものを世に出されていたのがうかがいしれます。パソコンゲームで両方ともヒットしたものをそのままファミコンでももってきたのでしたっけ。
基本的には開発元は中村氏が開発者で代表でもあるチュンソフト、との組み合わせで、エニックスはゲームパブリッシャーの立ち位置でファミコンソフトを販売していました。チュンソフトの開発力も際立っていますよね。その後出版事業を取り組み始めたのもやはり開発を持たないところでそのような事業の多角化になったんだろうと思われます。
ドラクエ1の思い出といえばすぐに最高レベルにして最強にできること。今のレトロフリークで2倍速とかでやってしまったらものの数時間でレベルもコンプリートしちゃいますね。
個人的にはドラクエ2が一番好きです。3名パーティーで個性もあって、ロンダルキアの難易度がヤバいですが、最後までしっかり楽しめます。福引券でゴールドカードが当たるのは苦労しました。そんなミニゲーム要素も入っている所も良いです。今はオリジナル版にSFC版にスマホ版にとたくさんバージョンができていますよね。
ちなみに社名の「エニックス」は、世界初の汎用デジタルコンピュータと言われる「ENIAC(エニアック)」と不死鳥「PHOENIX(フェニックス)」をあわせた造語であるとのことです。さらについでにチュンソフトの社名は過去の社長のインタビュー記事にて、プログラマーで社長の中村光一氏の苗字「中」と麻雀の「中」(チュン)に由来しているようです。